top of page
世界自然遺産 奄美大島の海で創る
サステナブルな 海底熟成ワインセラー。
SOL03374-2.jpg
世界中で
誰もまだ解明できていない
海底熟成のミステリーに挑む。

tlass SEA CELLAR

IMG_5080.JPG
2.png

海のテロワールに挑戦

新たなワイン体験を

地球の70%を占める海。

 

そんな海に囲まれている日本で、近年欧米を中心に密やかに注目されてきている海底熟成に 私たちは本気で挑戦していきます。

自然が環境を作り上げる海底、そこで保存・貯蔵を 行うことでワインの新しい魅力や価値を引き出す熟成庫になりうるポテンシャルを秘めているのではないかと私たちは考えます。

海底熟成はその工程や作用を数値化することが 難関で、まだまだミステリーです。

そんな中、それぞれの海が持つ個性に寄り添い、その環境に合わせたワインの海底熟成を 見出していく、そんな“海のテロワール”を 造ることを目標にチャレンジしていきます。

the future in a glass

ワイン一杯が変化を産むきっかけに

tlassは、terroir(テロワール)の「terre」とワイングラスの「glass」を掛け合わせた造語です。

気候変動が引き起こす自然災害やテロワールの変化に影響を受け、 各国のワイン生産地で安定的な収穫が困難になっている今、海の新たな価値を見出し、海のテロワールに挑戦すること。そしてこのワインを飲むだけで海や地域の環境が良くなることを願って、サステナブルな仕組み作りをしています。

cfe7792e4f39837dc3bebdfc2a955d76.jpg
スクリーンショット 2023-12-06 13.41.21.png

2021年、奄美⼤島は徳之島、沖縄島北部及び⻄表島と共に「世界⾃然遺産」に登録されました。美しい海や⼭、希少種を含む多様な固有の生物が生息・生育していることが評価されています。その奄美大島の最南端にある瀬⼾内町は海洋資源が豊かな町として、2050年までに⼆酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにすることを⽬指す「ゼロカーボンシティ」を宣⾔し、環境保全の意識を加速させています。

LINE_ALBUM_20240629_240701_2.jpg

2度と出会えない

唯一無二のワイン誕生

同じ海底、同じ熟成プログラムを活用したとしても、自然環境は毎年変化するため、同じスタイルのワインは 

一生に一本かもしれません。 

​​自然が育む海底熟成ワインとの出会いをお愉しみください。

そもそも
熟成したワインとは?

ワインは数ある酒類の中でも熟成を愉しむことができる飲み物です。 また、長期熟成のポテンシャルを持つワインにおいては、長期熟成で品質や価値が向上して高級ワインへと変化することも愉しまれています。長いものでは30年以上も。

ワインの熟成に関して考慮すべき要素
外的要因
気 温
​湿 度
照 度
​振 動
異臭の有無
など様々な要素があります。
内的要因
エステル
アルコール
有機酸
残糖分
pH (ペーハー)
パッケージ
など様々な要素があり、主としてこの各要素を鑑みながら熟成に向いているかどうかを考慮する必要があります。
ワインの熟成による変化例

Before

APPEARANCE

外観

ブライトな
若々しい色調

NOSE

香り

フレッシュフルーツ

PALETTE

味わい

酸味や渋味が
明確な味わい

After

本来の彩度が変化した色調
​ドライフルーツ
各要素が
調和した味わい
wine+.jpg
ワインの醍醐味。
熟成はミステリー。
時間の経過だけが生み出すことのできる “長期熟成した深い味わいのヴィンテージワイン”
なおかつ、 最適に熟成したワインの “飲み頃” を完璧に見極めることはプロフェッショナルや評論家でも難しく、 実際に開栓するまで分かりません。
さらに 海底で熟成させるということは、それぞれの海のコンディションによって その海独特の熟成過程を経ることになります。
SOL04623.JPG

海底

熟成

SEA AGED CELLAR

海底熟成ワインとは?

沈没船から見つかった 奇跡のシャンパーニュ

2010年、フィンランドのオーランド諸島が浮かぶバルト海の海底から引き揚げられた難破船から、168本のシャンパーニュが発見されました。調査により、推定1830~40年頃の「ヴーヴ・クリコ」や「エドシック・モノポール」、今はなき「ジュグラー」のシャンパーニュブランドのボトルであることが判明。

その後オークションにかけられた「ヴーヴ・クリコ」は1本3万ユーロ(約400万円)で落札されました。

SOL04619.JPG

通常の熟成では創れない

海底熟成ワインの味わいと魅力

海底熟成ワインはこれまで体験したことのない新しい発見と価値を生み出します。ワインを熟成する場合、温度と湿度を一定にキープする環境で行うことが一般的ですが、海底熟成は自然の水温下に加え、高圧力、無酸素、海の流れにより常に少しずつ動いている環境で行います。海底熟成ワインは味わいがまろやかになる、香りが芳醇になるなど、ワインの風味に独特の変化をもたらし、さらに海中で保管されることでボトルに海中生物が付着し、海だからこそできる特別なビジュアルを創り上げます。

それぞれの海で検討される要素

水 温
振 動
水 圧
潮 流
照 度
塩分濃度

これらの要因が熟成の品質やスピードに 影響すると考慮し、影響することを考慮し、 さらなる調査を進めています。

tlass SEA CELLARの特徴

IMG_5153.jpg

1

sustainable

海底熟成専用ワインセラーを独自共同開発

SOL03424.JPG

海底にワインセラーを設置するにあたり、海洋環境に悪影響を及ぼさないことは必須です。

FRP-設置状況3.JPG

tlassでは、魚など海洋生物が育ちやすい海の環境をつくる魚礁や藻場礁を全国の漁場に設置している岡部株式会社 海洋事業部と共に、海中熟成に最適なオリジナルワインセラーを独自に共同開発いたしました。

PA250014.JPG
5BD4C297-BFE4-4470-BFA0-8018E183F72C.jpg

海とワインの負担を最小限にしながら、安定した海底熟成を実現

海洋環境保全に必須な海中における 生物多様性の促進に寄与

マリンアクティビティと連携し、海底熟成中のワインをビューポイントに

2

location

ロケーションは世界自然遺産奄美大島の海

tlassは、美しい海と町の環境と共に海底熟成に取り組んでいます。

2021年、世界自然遺産に登録された奄美群島の中心、奄美大島。その最南端の街、瀬戸内町にある海、清水沖にワインセラーは設置されています。瀬戸内町は日本で唯一海峡を持つ、穏やかな海と生物多様性の美しい海です。海の透明度がとても高く美しい海洋環境として知られており、加計呂麻島の雄大な島影を眺めることができます。

穏やかな大島海峡で熟成

瀬戸内町、大島海峡は奄美大島本島と加計呂麻島に挟まれた場所で、一年を通して穏やかな海のため、熟成に適しています。

3

QUALITY

奄美大島の海に合う

海底熟成ワインとは?

POINT

この海での平均水温の高さを考慮しながら

ワインの高い熟成のクオリティを導く

「マスター・オブ・ワイン」⼤橋健⼀MW氏 アドバイスのもと海底熟成の調査をしました。

海底熟成ワインの調査概要

<調査方法>

・高度なワイン分析機器による数値データ分析

・大橋健一MW氏のテイスティングによる官能分析

<分析機器測定項目>

アルコール、比重、エキス、酒石酸、遊離亜硫酸、 総亜硫酸、水素イオン濃度(ph)、酢酸、エタノール、 アルデヒド、色調濃度(OD430・OD530)、 RS残糖、ポリフェノール

熟成期間:

2ヶ月 (2/15-4/24)

5ヶ月 (2/15-6/27)

ワインの種類:12種類水深 : 20メートル

水温 : 18~25℃ 

認められた熟成の傾向

ワインの品種やヴィンテージといったワイン自体のそれぞれの個性からクロージャー(ワイン栓)ワインのラベルなど、パッケージングの条件に至るまで、ワインを取り巻くさまざまな要素が海と出会ったことで、私たちにこれまでに体験したことのない新しい気づきをくれました。

変化の傾向

全体的に色調の変化はぼぼ見受けられなかったが、

「香り」「味わい」は産地や品種により差が確認できた。

1206.png
shutterstock_1794340528.jpg

海底熟成の可能性

そのような調査結果から、海底熟成により、 ワイン自体のクオリティを高められたワインもあった一方、奄美大島の海にあまり適していないワインの傾向も見出せました。

 

このことは、本プロジェクトの大きな第一歩で、無限に広がる要因や環境と継続的に寄り添い、新しい 発見を繰り返しながら、それぞれの成分の香りや味わいによるバランスを考慮し、熟成の可能性を 見極めていかなければなりません。

​この美しい海だかからこそできる、海底熟成に必要なポテンシャルを多角的に最大限に引き出し、最適な海底熟成を行うことにこだわり抜いています。

4

MAKE SENCE

「好き」が創る、地域と環境に還元できるビジネス

ワインラバーやオーシャンラバーをはじめとした「好き」を大切にする人が「楽しむ」ことで 貢献になる最新サステナブル。

Coral_fish のコピー.jpg

WINE LOVER

OCEAN LOVER

PC190325.JPG

BLUE CARBON

売り上げの一部を、かつて生い茂っていた藻場を再生するため、地元漁協や島内外の事業者と協働し、その資金のために充てます。

BLUE ECONOMY

町の産業活性化を目指し、漁協関係者の方々と共に連携しています。

SOL03450.JPG

tlass SEA AGED WINE

認証マーク

tlassが海底熟成したワインには、認証マークが付きます。年度、海域、ナンバリングをします。

※認証マークのデザインは仮です。(2025年よりスタート)

スクリーンショット 2024-10-10 18.28.18.png

天然のアート

引き揚げたワインには、奄美大島の美しく豊かな生態系だからこそできる、海の生物や貝殻による鮮やかな模様がついています。ぜひ天然のアートをお楽しみください。

IMG_4843.jpg

ギフトラッピング

大切な方へのギフトとして、ラッピング包装を赤、白、スパークリングの3種でご用意しています。

・ワインボックス

・包装紙

・ギフト袋 /メッセージカード(2025年よりスタート)

まだまだ未知な海底熟成。

未知数ではありますが、調査結果を元にtlass SEA CELLARのローンチを記念して、特別に大橋 健一MW氏が、海底熟成用ワインを3種類セレクトいたしました。

2024 1st Editionはこちら

※海の環境を考慮し、大橋健一MW氏がセレクトしていますが、必ずしもワインの品質を保証するものではありません。

LINE_ALBUM_20240630_240703_3.jpg
IMG_5153.jpg

海底熟成ワインの楽しみ方

ホームパーティのお呼ばれワインに

大切な人へ特別なサプライズギフトに

沈めていないものと飲み比べてみよう

iStock-1445749155.jpg

白・赤・スパークリングを飲み比べてみよう

iStock-1460761498.jpg

tlass 2 SERVICE

tlassでは大きく2つのサービスを提供します。

MY SEA CELLAR

お客様のお好きなワインをお預かりし、海底熟成させるワインセラーオーナー制度です。 調査レポートの公開、ワインセレクトのサポート、海洋環境保全への参加など本格的な 海底熟成をサポートするサービスです。

tlass EDITION

海底熟成の調査の元、特定の海域において海底熟成に合うワインを独自にセレクトし、とっておきの海底熟成ワインを創り、販売いたします。

FAQ

Q. ボトルの付着物は何ですか?

付着藻類と呼ばれる、海底で付着した藻類が固まったものです。 ラベルは、海底熟成することにより、汚損または剥がれがございますのでご了承ください。

Q. どのようにボトルを開けるのですか?

ボトル先端は海水が入らないよう、海中用のシーリングワックスが施されています。抜栓する際は、ソムリエナイフ等の硬いものでワックスを除去してください。ソムリエナイフでワックスを上部のコルク部分に沿って縦に何度か繰り返し切り込みを入れ、上部のワックスを取り除いたら、コルクを抜きます。

Q. 海底熟成ワインの保存方法は?

冷暗所に保存してください。          

 

Q. 万が一ボトルが割れていたら?

配送中の破損の場合、在庫がある場合は交換いたします。在庫がない場合は返金にて対応いたします。すぐに配送業者または弊社までご連絡ください。ただし、シーリングワックスの破損については対象外です。

 

※20歳未満の者の飲酒は法律により禁止されています。

Amami_Coral2.jpg

Contact Us

  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube

404 Shatore Daikanyama, 2-7,
Daikanyama-cho, Shibuya-ku,
Tokyo 150-0034, JAPAN

Thank you for Message!

©2023 by tlass SEA CELLAR

令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成

bottom of page